1月も半ばを過ぎ「リクルーター面談」の案内が来た/体験した方も増えているのではないでしょうか。
リクルーター面談に対しては「そもそも何なんだろう?」「普通の選考とは違うけど、選考要素はありそう…」といった、向き合い方に関するお悩みを抱える方が少なくありません。
今号と次号の2号に渡って、これから本格化する「リクルーター面談」についての記事をお届けします。
INDEX
- リクルーター面談の目的を知ろう
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- 【目的1】一人ひとりに合わせて会社の魅力を伝える
- 【目的2】本格選考に向けた事前選考+訓練
- 【目的3】会社と学生のマッチング
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リクルーター面談の目的を知ろう
リクルーター面談の目的は、大きくは次の3つに分かれます。
【目的1】一人ひとりに合わせて会社の魅力を伝える
【目的2】本格選考に向けた事前選考+訓練
【目的3】会社と学生のマッチング
それぞれの目的について、詳細に見ていきましょう。
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【目的1】一人ひとりに合わせて会社の魅力を伝える
サイトやイベントなどでの説明は学生や参加者全体に向けたものとなります。
聞き手それぞれの興味・関心にジャストフィットさせることは無理でしょう。
そこで、一人ひとりに合わせて働き方や業務内容などを伝えることでその会社に魅力を感じてもらおうとして、リクルーター面談を実施します。
目指すゴールは、就活生の志望度アップです。
就活生としても、自分が知りたいことに合わせて話を聞けるのはうれしいですよね。
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【目的2】本格選考に向けた事前選考+訓練
リクルーター面談を取り入れた場合の一般的な選考フローは次の通りです。
①若手リクルーター面談→②中堅リクルーター面談→③リクルーターリーダー面談→④人事マネージャー面接→⑤管理職・役員面接
初期の面談(①②)では、深いことを聞かれたり強く詰められることは稀です。
1回目の面談は「会社の魅力を伝える目的が8割で選考目的が2割」というのもよくある設定です。
上記のような選考フローでは、④と⑤が本格的な選考という位置づけです。
①~③は④と⑤の面接が効率的・有意義になるよう、事前訓練しているという側面もあります。
学生それぞれのレベルに応じて行うので、①~③の面接回数は学生によって変わります。
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【目的3】会社と学生のマッチング
意外に思うかもしれませんが、就活で面接に登場する社員は、必ずしも面接に精通していません。
人事部からの依頼された(ある意味で臨時の)面接官が含まれているので、初対面の学生との短い会話では予定したコミュニケーションが完遂しないことも…。
そのため、面接とは異なるリラックスできるようなシチュエーションを設けて学生の志向・希望を聞き出し、
適切な面接官や面談相手を紹介したり、マッチする部署や職種の指南役となるリクルーターを設定することがあります。
いわば会社と学生のマッチングの支援が目的で、むしろ限られた時間での企業選びを助けてくれる存在ですよ!
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次号では、今回お伝えした内容を踏まえて
「どんなマインドセットで臨めばいいのか」「具体的なケースと対処法」「OBOG訪問との違い」など
実践的なアドバイスをお届けします。
ぜひ次号もチェックしてください!